「この職場で定年迎えたい」と、その場で労組加入

無期転換むろらん市民講座を開催  室蘭地区労連と道労連は20日、無期転換「むろらん市民講座」を開催しました。12人が参加し、「無期転換して、20年間働き続けたこの職場で定年を迎えたい」と一人の女性労働者が労働組合に加入しました。また、室蘭工大職組の誘いで2人の非常勤職員が参加しました。  「鉄のまち室蘭」の下請け会社で働く60代女性は、「20年間働いてきた。ここで定年を迎えたい」と思っていたが、この間、経営者が変わるなど無期転換の対象となる「同一事業者の下で5年」と見なされるか微妙な状況に。毎年、4月の更新時期が近づくと「毎日不安で胸が詰まる思いで胃が痛む。何とか無期転換して安心して働き続け、定年を迎えたい。自分は870円の時給だが、夫も810円で働く非正規労働者。生活がかかっている」と切実です。何か会社から言われたら、すぐ相談できるようにとローカルユニオン室蘭にその場で加入しました。彼女の手帳(写真・右下)には、一昨日の道新に掲載された市民講座の告知記事がラインマーカーで塗りつぶされ張ってありました。  また、室蘭工業大学職組のお誘いで2人の非常勤職員が参加しました。「3年更新だが、いつ無期転換の申込ができるのか」「会社は慣れた従業員を雇止めしようとするか理解できない。熟練した労働者を大切にした方が、会社の質の向上にも繋がる気がするけど・・・。」など働きつづけたいと話しました。ユニオン室蘭の組合員の男性は、息子が札幌の大手スーパーのパート職で働いていて31歳になる。10万円そこそこの月給で暮らしているが、将来の結婚など見通しがたたない。どうしたら、抜け出せるのか本人も悩

処遇改善加算・労働実態調査結果を報告

「見通し立たず」「8割が5年未満で退職」 報酬引き上げ急務 道労連は11月10日、「介護の日」(11月11日)の連続行動として、「介護職員処遇改善加算の取得状況等の調査」と「介護労働実態調査」について道政記者クラブで記者会見を行い、NHK、HBC、読売新聞の3社がレクチャーに参加ました。この2つのアンケートは、通所介護事業所における処遇改善について、事業者と労働者の双方から実態を調査することが重要であると考え、事業者向けの「介護職員処遇改善加算の取得状況等の調査」に加え、個々の労働者のリアルな状況を反映する「介護労働実態調査」を目的とし、札幌市内の500事業所に協力を要請、処遇改善加算は52件、労働実態は86件の回答をもとに集計・分析を行いました。 ベアより一時金で反映 先の見通し立たず 【処遇改善】 賃金改善内容としては、全体的に手当や一時金での支給が多く、ベアは37%と4割弱にとどまりました。処遇改善加算の取得率は全国では90%(平成28年度。29年度は30年3月公表予定)、札幌市内で89%と高まりつつありますが、加算Ⅰの取得はキャリアアップ制度などのハードルが高く加算Ⅱ以下にとどまっている現状があります。加算Ⅰは58%と6割程度にとどまっており、政府がい平均3.7万円の処遇改善」は実現していないことがわかります。現在の制度設計が維持されるとするならば、せめて加算Ⅰの取得事業所を増やす取り組みが必要です。 全産業平均より13万5千円も低い 8割以上が5年たたずに離職 【労働実態】 労働実態調査では、勤続年数について3年未満が55.8%と半数を超え、5年未満が84.9%と「

「次回更新なし」撤回へ 労組加入を決意

無期転換はこだて市民講座を開催  無期転換5年ルール実施まで5カ月。函労会議と道労連は6日、「無期転換はこだて市民講座」を開催し、一般参加者11人を含む22人が参加。非正規雇用ではたらく新たな4人の労働者とつながりができ、そのうち「次回、更新なし」を撤回させて働き続けたいと、一人が労働組合に入って交渉を申し入れることになりました。 郵便局 「1年前倒し」で無期転換に 冒頭、佐々木正美函労会議議長(写真・右下)は、挨拶で、「私が勤める郵便局の労働組合は、同じ仕事なのに非正規には住宅手当も繁忙手当もないのは差別だと裁判し、労契法20条違反と勝利判決を得た。いま誰もが8時間働けば安心して暮らせる社会の構築が急がれる。郵便局では無期転換が1年前倒しではじまっている。」と述べました。 自動車大手 「クーリング強制」は脱法行為 黒澤幸一道労連議長(写真・右上)は、無期雇用転換ルールを説明するとともに「旭川の医療機関に勤める非正規労働者が、次回は不更新とされた契約に泣く泣くサインしたが、働きつづけたいと労働組合に入って是正を求め、継続雇用を実現させた」事例などを紹介。また、朝日新聞の報道で、トヨタなど自動車大手が期間従業員にクーリングを強制し、無期転換を回避する動きがあることに「労働契約法の趣旨に反する脱法行為。社会的に是正を求める労働組合の運動が必要。」と強調しました。 「職場の仲間にも伝えたい」 参加者からの質問では、「4時間勤務のパートではたらく仲間たちに教えたい。」「会社には来年4月ギリギリまで黙っていた方がいいのだろうか」「学校給食搬入のパートではたらく労働者は対象になるのですか

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