無期転換 確実に手上げを


無期転換さっぽろ市民講座

 札幌地区労連と道労連は「無期転換」さっぽろ市民講座を17日に開催し、28人が参加しました。今回が10回目を迎えるさっぽろ市民講座。川村雅則北海学園大学教授が講演しました。

 川村先生は4月からスタートした無期転換ルールについて、当たり前のルールだが処遇改善がなく不十分な改定だと指摘したうえで、このルールを活用して有期労働者の労働条件を改善するきっかけにしていくことが大事と強調しました。 無期転換に向け有期労働者が手を上げるのは勇気がいるとして労働組合の役割の重要性を指摘しました。企業によっても違いがあり、大企業と中小企業でも無期転換に対する姿勢が違い、産業別に無期雇用の運動を強めることが重要ではと問題提起しました。 また、これまでは序章で4月からが勝負。無期・直接雇用を前提とした社会・制度づくりか、社会的混乱を理由とする有期雇用濫用社会への回帰・後退が図られるのかのせめぎ合いにある。「制度と労働組合の2つ規制」で確実に条件ができた人から労働組合のサポートを受けて無期転換していくことが大切だと強調しました。

 講演のあとは、札幌地区労連労働相談室長(ローカルユニオン結副委員長)の吉根清三さんが事例報告しました。札幌の地区センターで働く有期労働者がローカルユニオン結に加入して雇止めを撤回させ無期転換を申し入れる準備をしている事例。市内の百貨店で働き今年5年を超える組合員が雇止めを通知され今も団体交渉を行っている事例などが報告されました。 参加者からは無期転換になるのは良いが「配転条項」があり、賃金は変わらず有期労働者より責任だけ重くなった。大学で働く有期労働者からは「5年上限」と言われているのに契約書には「5年を超える有期労働者は無期雇用になれる」という記述もあり困惑している。大学間同士の交流や共同の運動を強めて欲しいなど活発な意見要望が出されました。

 札幌地区労連は、これからもさっぽろ市民講座を継続して社会的に「無期が当たり前」の運動を前進させていこうと呼びかけました。

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