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執筆者の写真道労連 DOROREN

中賃目安、7月16日

現場の声で最低賃金の引き上げ幅を決める中賃包囲を



 

 6月30日に第2回北海道地方最低賃金審議会が開催され、北海道労働局長から諮問が行われました。第1回目の審議会は緊急事態宣言中の6月10日に開催されたため、メールでの議事・資料配布による持ち回りでの確認が行われたため、今年度の審議会として公開されたのは今回が初めてとなります。

 主な内容としては、運営小委員会の委員選出、専門部会の設置、関係労使の意見書公示(6月30日~7月12日)が確認された後、7月16日に中賃目安(各都道府県の改定額の基準となる)が答申(予定)されることが報告されました。次回、第3回目の北海道地方最低賃金審議会は7月19日に開催される予定です。


 

「異議審」と専門部会の資料公開に

道労連の要請、一歩前進。


 情報公開・透明性を高める施策の一環として、本審議会のうち非公開としてきた異議申立を審議する「異議申」については、全国で非公開としているのは18地方だけであること、専門部会の資料を非公開としているのは19地方だけであることから、公開にしたいとの事務局提案が全会一致で確認されました。道労連ではこの間、審議会及び専門部会の「完全公開」を求めてきた立場から、一歩前進と評価できます。


 

不当なダンピングなくし、官公庁の契約見直しを

北海道警備業協会が最賃引き上げの環境整備を要請


 北海道経済連合会からは、「最低賃金の引き上げ凍結」要望が出される一方、北海道警備業協会から出された要望書では、「最低賃金の引き上げに異を唱えるものではない」としつつ、「民間契約での不当なダンピング競争」や、官公庁の契約における年度途中の料金改定・見直しが行われないこと、「法定福利費を含む適正な警備料金の確保」など、経営環境の改善を求める指摘・要望が出されている点は重要です。


 中賃目安をどれだけ大幅な引き上げ額で示すことができるかによって、その後の各都道府県での審議が変わります。①道労連ニュース「最低賃金特集号」を急いで全組合員に届ける、②全労連のYouTubeチャンネル最低賃金について学ぼう!語ろう!~2021学習ビデオVol1を視聴する、③Twitterで、本文に実際の時給(月給、週休は時給換算)や生活、働き方の実態と合わせて「#私の時給いくら」「#最低賃金1500円」をつけて、1500円を持ってアピール写真を撮るなどして投稿・拡散する、などに集中して取り組みましょう。



 

道労連ニュース「最低賃金特集号」

 

全労連のYouTubeチャンネル最低賃金について学ぼう!語ろう!~2021学習ビデオVol.1





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