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突然のデイサービス閉鎖、退職条件交渉し解決

「泣き寝入りしない!させない!」~小樽一般労組


10月14日、小樽一般労働組合(建交労)に有期雇用の労働者2名が相談に訪れました。


 「今月末で勤務する銭函デイサービスセンターが閉鎖となり、退職届の用紙が配布され提出を求められている…。1ヶ月分の慰労金と年休の買い上げをするというが納得できない」との内容でした。


 17日に再度面談し、小樽一般労組への加入を決意。さっそく運営母体の小樽市社会福祉協議会に団体交渉を申し入れ、①退職届を提出する理由の説明、②契約期間満了までの賃金の支払い、③非正規にも退職金の支払い、④寒冷地手当と年末一時金の支払い、の四つの要求項目について団体交渉を求めました。


 25日に開かれた団体交渉では、組合から退職届の提出は不要なこと、有期労働者から仕事を奪う際には雇用期間満了日までの賃金補償が必要なこと、職場の閉鎖による処遇について労働者への周知が不十分であること、などを指摘するとともに、2人の組合員から職場の実態や思いが述べられました。


 団体交渉に応じた小樽市社会福祉協議会の事務局長は、銭函デイサービスセンター閉鎖にともなう職員への対応が勉強不足であり「丁寧な説明ができていなかった」と手続きの不備を認めたうえで、慰労金の引き上げなどを検討する旨を回答しました。


 28日におこなわれた理事会で、懸案事項だった慰労金について3カ月分を支払うことが確認され、合わせて有給休暇の残日数を補償し、団体交渉で確認された離職票には「会社都合」退職と記載、全ての職員に同一の対応を行うことを確認して終結しました。


 小樽一般労組は、相談から団体交渉まで迅速に対応し、当事者の気持ちを大切にしながら解決につなげました。「仕事を奪われる」人たちが地域の労働組合に相談し、泣き寝入りはしたくないという強い思いが解決にむけて最大の原動力となりました。


「泣き寝入りしない!させない!」ためにも、労働組合にできることをもっと広く知らせていくことが大切です。(道労連事務局次長 竹田吉宏)

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