• 道労連女性部

「パンと権利と平和」のために~国際女性デー

札幌は中心街でリレートーク



声をあげるのは大変なこと。でも私たちの声は必ず届く!


 3月8日は世界中の女性が「パンと権利と平和」のためにいっせいに立ち上がる国際女性デーです。2021国際女性デー全道集会実行委員会は札幌市内でリレートークを行い、ミモザの花にした女性たち60名が参加しました。

性暴力根絶の活動に取り組むフラワーデモ北海道共同代表・紫艶紗羅さん


 「同意なき性行為は犯罪です。明治時代に制定されてから変わっていない『性的同意年齢(13歳)』の引き上げや、被害者に高いハードルを強いる『暴行・脅迫』要件を撤廃させるよう性犯罪刑法改正を求めて一緒に声をあげましょう」と訴えました。また、28年前に中学時代の教員から性暴力を受け、昨年末東京高裁で教員の性的行為が認定され、1月28日札幌市教育委員会にわいせつ行為を認定させた石田郁子さんからメッセージが寄せられました。

日本民主青年同盟北海道委員会委員長・宮内史織さん


 道府県で学生の食糧支援・フードバンクに取り組み、北海道でも11地域、20回以上と広がっています。学生のアルバイト収入は減少したままです。クビ切りも始まっています。日本の学費は高すぎます。緊急事態宣言時にはすべてオンライン授業になりましたが、支払う学費は変わらず100万円を超えます。学生の生活がアルバイトありきで、アルバイトで学費や生活費をまかなわなければならない日本の現状を変えなければならないと思います。今、自己責任を乗り越えて、一緒に助け合おうという流れが出来ています。政治の力で社会を変えよう。ともに声をあげ続けましょう」と呼びかけました。

北海道医労連委員長・鈴木緑さん


 「私は、一人目の子を妊娠中に看護師の仕事をがんばりすぎたため、子どもは早産で未熟児として生まれ、何回も入退院を繰り返しました。母性を奪う働き方、大事な命を奪うかもしれない働き方を変えなければいけないと思い、労働組合の活動をがんばってきました。その時から30年たってもいまだに、妊娠している看護師が夜勤をしているという実態は変わっていません。夜勤免除を申請しても夜勤をさせられたり、出産後も長時間残業で保育園に迎えに行けなかったり、一緒にご飯も食べられなかったりと、医療の現場はブラックで、この現場を変えていかなければならないと思っています。今、政府は、コロナ感染拡大の中で『看護師の日雇い派遣』を国会の審議も経ずに省令で決めようとしています。日雇いという働き方は労働災害が起きやすく、低賃金ですぐ解雇される不安定な働き方です。コロナ感染拡大のもとでの看護の専門技術や医療のチームワークは重要であり、それは簡単に身につくものではありません。看護師を安上がりに使い回すという医療では国民のいのちを守ることは出来ません。一緒に反対の声をあげてください」と訴えました。

さっぽろ青年ユニオン・田中小夏さん


 「小学2年生と3歳の子どもを育てる母親です。私のまわりには、とても強く、勇敢でたくましく、自分の思いをつらぬく3人の女性がいます。女性が少ない職場でセクハラを受け、辛い経験に屈せず前を向いて顔を上げ、胸を張って、今もたたかい続けている女性。子育てしながら働くことの大変さを投げかけた私に『それは私たちの問題だ』と、ともに声をあげ、一緒にたたかい続けてくれている女性。そして、女手ひとつで4人の子どもを育て、どんなに辛くても、どんなに苦しくても、つねに前を向いている私の母です。そんなステキな彼女たちを目の当たりにして、私自身も女性として、母親として、何故たたかわなければならないのか、ジェンダー平等とは何か、女性とは、男性とは、どうなりたいのか、どうなってほしいのかと考えない日はありません。答えは簡単にはみつかりませんが、見えたことはたくさんあります。子育て緊急事態宣言アクションで声をあげたことがひとつの形になりました。コロナ感染拡大のもと、休校中に仕事を休まざるを得なかったのに企業が申請しないことが原因で使えなかった助成制度が、今後、個人申請で受給できるようになりました。声をあげることは大変なことでもありますが、私たちの声は必ずどこかに届くという希望になったと思います」と、訴えました。

国際女性デー全道集会実行委員長・伝法谷恵子さん


 「コロナ感染拡大は、社会の脆弱さをうきぼりにし、特に女性の仕事とくらしに深刻な影響を与えています。世界の女性と連帯し、女性の権利保障と世界平和の実現を求めて、女性がリーダーシップを発揮し、ジェンダー平等を実現しましょう。今年は女性が参政権を行使してから75年です。秋までには総選挙があります。憲法を守り、活かす政治へ転換する大きなチャンスにしましょう」と、呼びかけました。夜には、2021年国際女性デー中央大会がオンラインで開催され、早稲田大学名誉教授・女性差別撤廃条約実現アクション共同代表の浅倉むつ子さんが「ジェンダー平等の実現を目指して-女性の権利を国際基準に」と題して講演し、「日本女性の権利を国際基準に前進させ。ジェンダー平等社会の実現にむけて運動を強めていきましょう」と呼びかけました。

【報道】

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